今日(1/15)も、この冬一番の寒波の影響で、全国で厳しい寒さになりました。

昨夜から今朝にかけては、東京都心でも最低気温がー2.3℃とこの冬初めての氷点下に。

また、昨日(1/14)から今日(1/15)にかけては、普段雪がほとんど降らない静岡や高知など温暖な地域でも初雪⛄を観測しました。

 

そんな全国的に凍てつく寒さの中、昨日(1/14)、那覇でさくら🌸が開花したという便りが沖縄気象台から届きました。

「え!?もう桜?」と感じる方も多いと思いますが、沖縄から南大東島にかけては、『ひかんざくら』という品種の桜で、毎年1月の後半に開花。ソメイヨシノやエゾヤマザクラ(北海道のみ)のように全国を縦断する開花前線よりもかなり先行して咲くのです。

とはいえ、那覇の今年のひかんざくらの開花🌸は、平年より4日早く、去年よりも1週間早めということで、プロ野球のキャンプインを迎える2月には花の盛りは過ぎていそうです。

 

さくらの話題で少しほっと一息つきたいところですが、本州を中心に活発な雪雲が流れ込んでいて、太平洋側の名古屋周辺にも雪雲が流れ込んでいる様子がレーダー画像からもよく見えています。※レーダー画像は気象庁サイトより引用(1/15午前10時の状態)

寒波で強まる雪雲

 

 

 

 

 

 

 

名古屋市でも今朝5時までの24時間で6センチの⛄が降り、京都市では9センチも降り、市民生活に影響が出ています。本州の山沿いの地域では24時間に50センチ前後のペースで⛄が降っていて、あす(16日)にかけては、大雪に油断できない状況となっています。

北海道は?というと、15日の日中は後志地方や檜山地方などで局地的に強い⛄に注意は必要ですが、内陸部や太平洋側東部を中心に日差しの出る日曜日になるところが多くなりそうです。

ただ、オホーツク海側や宗谷は、レーダーに映っていない雪雲に夕方以降要注意です。オホーツク海に控えている活発な雪雲(衛星画像でオホーツク海にある濃密な雲)が今夜からあす朝をピークに流れ込んで、オホーツク海側は紋別地方の山沿いなどで最大60センチの大雪になる可能性があります。詳しくは、気象台からのコチラの情報でご確認ください。(1/15 11:00更新)

オホーツク海にある雪雲

 

 

 

 

 

 

 

 

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