今年の1月の道内は、札幌や旭川、稚内などを含む日本海側平均の降雪量(雪が降った量)は平年のおよそ半分と統計開始以来最も少ない記録でした。

12月までは雪が多め、1月の少雪、と経過しているこの冬。2月はどうなるかについて、昨日(2/2)午後に札幌管区気象台から1か月予報が発表になりました。

これによると、

日本海側の⛄降雪量(雪が降る量)は向こう1か月平均すると、『平年並みか少ない』可能性が高いという見通し。

また、気温については、あすから2月の前半にかけては、全道的に平均すると『平年より高め』、2月の後半からは『平年並みか低め』という予想がでました。

2月の前半が平年より高めですが、暖かいというわけではありません。元々寒さの厳しいこの時期にしては、幾分しのぎやすい寒さが多いといった印象になると思います。

参考データとして、2月の10日毎の札幌の最高気温の平年値は、

2月上旬:-0.6度

2月中旬:-0.1度

2月下旬:+1.3度

2月の前半が平年より高めの傾向ですから、いつもの年よりも最高気温が0度未満の真冬日の日数が少なく、プラスの気温になる日が多くなるかもしれません。

 

この先、あす(2/4)とあさって(2/5)は、札幌の最高気温がプラス2度まで上がる予想になっています。

ただ、日中いったんプラスになって、朝晩はマイナスになるのを繰り返すような日は、朝晩にツルツルの滑りやすい路面が出来やすくなります。この週末は、割と穏やかですが、凍結路面には十分注意しましょう!