2月に入ってから割と穏やかに経過している道内ですが、今週の後半は久しぶりに荒れた天気になりそうです。

荒れた天気になる原因は、北海道付近を前線を伴った発達した低気圧が17日㈮通過して、その後、18日㈯〜19日㈰にかけて強い冬型の気圧配置になる予想のため。

きょうの予想天気図の通りになると、次のような天気が想定されます。

 

●16日㈭:南高北低型の気圧配置(南から春先の暖気流入)

⇒全道的に季節先取りの高温(広い範囲で5℃前後、道南の高い所は10℃位まで上昇の可能性も)

 

●17日㈮:午前中に寒冷前線通過、夜には強い冬型

⇒広い範囲で湿った雪や雨が降り、前線通過後に気温が急降下し、午後には日本海側では吹雪や強い雪

 

●18日㈯:強い冬型の気圧配置

今回の荒天のピークになる可能性が高く、日本海側に加えてオホーツク海側でも吹雪や大雪のおそれ
☆留萌地方や後志地方など日本海側の海岸部の地域では、暴風雪警報が発表になる可能性あり

 

●19日㈰:強い冬型が持続

⇒日本海側とオホーツク海側は断続的に吹雪で局地的な大雪に(ピークは午前まで)

 

このように金曜日の寒冷前線の通過を境にして、天気も気温も急激に変化する可能性が高いです。金曜日は朝の方が気温が高く、夜にかけて一日の中で10度以上気温が急激に下がる可能性があるため、体調管理にも十分な注意が必要です。