今日(4/12)の道内は、十勝や上川地方などの内陸部を中心に季節外れの雪景色になりました。一番降った十勝北部の上士幌町糠平では、18時までの24時間に25㎝の雪が降りました。その他、上川町層雲峡でも16㎝、釧路市阿寒湖畔と中札内村で11㎝、占冠村で9㎝と山沿いや峠道を中心にしっかり積雪状態になりました。

 

シーズン最後に雪の降る日はいつ?

札幌でもきょう日中は雪やみぞれが降りましたが、なごり雪はいつまで?と思い始めた皆さんに、今日のお天気健康ニュースは、「平年のシーズン最後に降る雪の日」のデータをご紹介します。

なごり雪はいつまで?

上の図のように、札幌では平年4月19日、一番早い函館でも4月13日と、この時期(4月中旬)に雪が積もらなくても、まだ降ること自体は普通のことだということがわかります。稚内や網走は平年でも5月の上旬がシーズン最後の雪になっています。

 

最も遅い雪の記録は?

今年は何となく、まだ雪が降りそうな気がする!という方に、もう一つ気になるデータがあります。

一番遅い雪の記録ですが、

札幌は5月25日、主な気象観測地点で一番遅い網走は6月8日という記録が残っています。どちらも1941年の記録で70年以上も前のことですが、北海道は平地でも初夏に雪が降ったことがあるのです。

 

今年は雪はもう終わり?

気になる今年のこの先の見通しですが、札幌や函館ではおそらく明日(4/13)が今シーズン最後の雪になりそうです。ただ、道東・道北は、来週火曜日~水曜日もまた低気圧が接近通過する際に湿った⛄やみぞれが降る可能性があるため、今シーズン最後の雪はもう少し先ということになりそうです。

春本番の暖かさが待ち遠しいですが、明日(4/13)の寒さを乗り越えると、4/14㊎から来週はじめにかけては暖かい日が数日間続きそうです♪