今週は中頃に⛄雪景色になった道内ですが、昨日(4/14)からは春らしい陽気が戻っています。今日(4/15)の札幌の最高気温は19.0℃まで上がり、今年の最高気温を更新する5月下旬並みの陽気になりました。

もう氷点下の寒さはない?

今年の春は強烈な寒気が入ったり、春本番の陽気になったりと寒暖差がとても大きくなっています。いつまで冬に逆戻りするような寒さがあるのか?過去の気温データで最後に氷点下になる日を調べてみました。

札幌では、過去30年間に4月15日以降に氷点下の気温になったのは、たった5回だけ

2000年以降に限れば、2007年4月15日のー0.1℃のたった1回だけ。

つまり、今日(4/15)以降は札幌中心部で氷点下の冷え込みになる可能性は非常に低いということができます。

 

一方、道北の内陸部である旭川はどうでしょうか?

旭川では過去30年に4月15日以降に氷点下の気温になったのは、なんと150回以上。毎年4月下旬までは氷点下の冷え込みになる日があって、何年かに一度は5月に入っても氷点下の冷え込みになる日があるのです。

旭川では過去30年の中では1990年の5月24日に₋1.0℃まで下がるという遅い氷点下を記録した年もあります。

芝生の残雪もわずか

 

今年はもうタイヤ交換OK?

目先10日ほどの気圧配置を見ても、札幌周辺では雪の降る可能性は低く、また、過去の統計データからも4月15日以降に氷点下の冷え込みになるケースはほとんどないので、札幌周辺だけを走る車なら、きょうの時点でもうタイヤ交換OKでしょう!4/12に公開した『シーズン最後に雪の降る日』のデータも参考に考えても、札幌市内は夏タイヤで問題ない時期に入りました。

ただ、道東や道北の内陸部を中心に、来週火曜日の朝も一時的に雪になる日があったり、朝晩は氷点下になる可能性がまだあるので、道東・道北の内陸部にお住まいで朝晩も毎日乗る方は、大型連休頃までは夏タイヤへの交換は待った方が良いでしょう。また、札幌近郊の方でも大型連休に峠越えなどの予定がある場合は、慎重にゆっくりタイヤ交換の計画を立てた方がよさそうです。

夏タイヤに交換もうOK?