今日(4/16)も各地で気温が上がり、道東・オホーツク海側では6月~7月並みの陽気となりました。

きょうの道内最高気温のTOP5

1⃣女満別空港 23.8℃ ☆今年の道内最高気温☆

2⃣美幌町 22.7℃

2⃣網走市 22.7℃

4⃣帯広市 22.0℃

4⃣池田町 22.0℃

今日の暖かさは、南から暖かい空気が流れ込んだことと、日差しがたっぷり届いたことに加えて、フェーン現象が加わった地域で特に気温が上がりました。南西から西のやや強い風が山を越えて吹き降りる時に乾いた暖かい風となって、山の風下側にあたるオホーツク海側を中心に昇温させました。

フェーン現象については、おしえてプラスのコーナーで詳しく解説していますが、山を吹き降りる時には気温が上がるだけでなく、乾燥した空気になります。今日の写真の青空のようにカラッとした春の陽気は空気の乾燥に要注意です。札幌も手稲山など西の高い山を越える暖かい乾いた気流によって、最高気温は17.5℃、最小湿度は18%まで下がりました。

 

季節先取りの陽気の後は荒れる!?

このように季節を先取りするような暖かさの後は、天気が大きく崩れるケースが多いのですが、今回もまさにその通りとなりそうです。あさって火曜日は、低気圧が北海道付近に急速に発達しながら接近するため、広い範囲で雨・風ともに強まり、荒れた天気になりそうです。あす(4/17)までは春らしい陽気が続きますが、あさって火曜日は☂傘をさせないような暴風が吹き荒れる恐れがあり、降り始めは道東方面や内陸部では雪⛄になる可能性もあります。

札幌管区気象台からも「強風と高波及び大雨に関する北海道地方気象情報 第1号」が発表になりましたが、最新の気象情報をチェックするようにしましょう!