きのう(4/20)は青森でさくらが満開になり、桜前線は津軽海峡を北上中です。まもなく道南のさくらの名所である松前町でも、ソメイヨシノが開花を迎えます。
きょうのお天気健康ニュースは、第5回目となる『さくら開花予想』です！
第5回『さくら開花予想』
今月中ごろに数日続いた初夏の陽気の影響で、前回(第4回)の予想よりも数日早くなりました。函館は4/25、札幌は4/29、帯広と室蘭は4/30に開花と今月末に開花を迎える地点が多くなりました。この開花予想は、各気象台の標本木の予想ですから、街中の公園などの開花は札幌などでは数日早めで、4月25日前後から咲き始めるところもあり、札幌市内で平均的にお花見を楽しめる見頃時期は5/2~5/9の見通しです。今日(4/22)は札幌で最高気温が6.6℃と寒くなっていて、極端に寒い日が多い今月の道内ですが、期間を通してみると平年より気温は高めで、桜の成長は平年より早めで順調に進んでいます。
第3回のさくら開花予想で紹介した札幌市教育文化会館のソメイヨシノは、成長が進んで上の写真のように蕾からピンク色の花びらが見え始めました。こちらの桜は、標本木よりも少し早く、4/25~28には開花するのではとみています。
さくら前線は津軽海峡を何日で渡る？
青森で開花してから函館で開花するまでの日数を2001年以降の16年間のデータで見てみると、平均で約6日です。青森で開花後は、1週間まではかからずに函館に到達するケースが多いですが、一番遅い年は10日、早い年はたった2日というデータもあります。今年は最新の予想だと今日のような寒の戻りの影響もあって、津軽海峡を渡るのにかかる日数は平年より少し長く8日ほどかかる見通しです。
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