昨日(5/6)に西日本各地で今年初の黄砂が観測されたのに続いて、今朝からは道内各地でも黄砂が観測されています。

今日これまでに黄砂が観測されたのは、札幌・函館・室蘭・旭川・稚内・帯広と広範囲に広がっているため、道東のごく一部を除く広域で黄砂が飛来したようです。

気象庁の観測した地点で黄砂により視程が低下した主な地点と、視程は以下のとおりです。
稚内4キロメートル
旭川8キロメートル  
札幌15キロメートル
室蘭8キロメートル
函館6キロメートル
帯広5キロメートル

 

視程(水平方向で見通せる距離)は、5キロメートル前後まで下がって見通しが悪くなっているところや付着物などで生活に影響の出ているところもあります。

今のところ、健康などに影響のあるレベルの濃度にはなっていませんが、車に汚れが付着したり、空が霞んで見える状態となっています。今夜にかけても、黄砂の飛来が予測されるため、洗濯物の外干しや車の洗車は、このあとも控えた方が良いでしょう。黄砂の予測は、気象庁WEBページの黄砂予測情報で確認ができます。http://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/index.html

ぜんそくなどの症状がある方は、外出の際は念のため、マスクなどすると良さそうです。

黄砂で車に汚れ

黄砂が飛来_20170507