今日(5/19)は札幌で27.7℃まで上がって、今年の最高気温を更新するなど各地で真夏並みの暑さとなりました。札幌の最高気温は平年より10℃も高く、きのうから2日連続で夏日になりました。また、22.1℃まで上がった根室ではチシマザクラの満開(平年より5日早い)が観測になりました。

≪5/19の道内 最高気温TOP5≫

1⃣大空町  30.8℃

2⃣佐呂間町 30.5℃

2⃣美幌町  30.5℃

4⃣北見市  30.4℃

5⃣置戸町  30.3℃

※大空町は女満別空港の観測値

このように、上位はオホーツク海側で占め、遠軽町生田原の30.1℃を含めて、道内6地点で30℃以上の真夏日になりました。25℃以上の夏日の地点は、道内の4割以上の75地点もあり、昨日よりも夏日のエリアが2倍に広がりました。

街を歩くと、この暑さにも関わらず、上着を着て汗をかきながら歩いていたり、シャツのボタンを一番上までキッチリとめて暑そうにしている方を多くみました。暑い時は涼しい服装をして体の熱を上手に逃がすようにしましょう!

襟・袖・裾は服にとっては部屋の窓のようなものです。服も部屋も風通し良くすることが熱中症予防の第一歩です。

 

今年初の食中毒警報が発令

この暑さで、帯広と北見の保健所では今年道内初の食中毒警報を発令しました。最高気温が28℃以上になるのを基準に食中毒警報は発表されますが、食品も傷みやすくなっています。スーパーで買い物をして車の中に生鮮食品を長時間おいておくと、あっという間に傷んでしまうこともあります。保冷をしっかりして、料理の際は手や調理器具をしっかり洗浄して、食中毒を予防しましょう。

 

暑さのピークはきょう㊎まで?

今回の暑さは今夜にかけてがピークというところが多く、今夜は夜間も気温はそれほど下がらない暖かい金曜の夜となりそうです。ただ、あす(5/20㊏)も帯広など十勝地方では30℃位まで上がって真夏の暑さが続くところもあるでしょう。その他の地域は、明日以降はしのぎやすい暑さとなり、㊏㊐は札幌で最高気温が22℃から23℃くらいと初夏の陽気となりそうです。

 

再び黄砂飛来の可能性も!

あす(5/20)からあさって(5/21)にかけては、薄い濃度の黄砂が道南や道央を中心に飛来する可能性があります。今のところ、ゴールデンウィーク最終日の5/7の黄砂に比べて、濃度は薄いものという予想なので、市民生活に大きな影響はなさそうですが、遠くの景色がぼんやり霞んでみえたりということはあるかもしれません。念のため、土日の洗車🚙は控えるとよさそうです。

黄砂の予測は、以下を参考にして下さい。

気象庁WEBページ http://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/index.html

九州大学SPRINTARS予測システム http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj_HO.html

HBC天気ページ http://www.hbc.co.jp/weather/kosa.html