冷やし中華やそうめんなど、夏においしい「冷たい麺」

7/19のお天気健康ニュース、旬のお天気プラス食材でも”夏の「冷たい麺」は痩せる?太る?”という記事で、美味しく体によい食べ方をご紹介しました。

昼食だけではなく、夕食にも登場することが増えてきているという調査結果もあり、夏の代名詞とも言えるぐらいの人気です。そんな中、麺料理の人気で影が薄い「ご飯」

最近では、健康のために敬遠する人も増えていますが、じつはご飯は、栄養バランスの改善に効果的且つ合理的な食品です。

 

ご飯の長所は・・・

・コメの粒ごと食べる食材であり、加熱しても弾力のある食感が残るので、よく噛むことで血糖値の上昇を和らげることができる。

・コメ自体に塩分がなく、脂質もほとんどない。(パンは、脂質や塩分が含まれている。パスタは、おいしく食べるためにはソースにある程度の塩分や脂質が必要となる。)

・アミノ酸のバランスを示す「アミノ酸スコア」が、高い(小麦が38、コメは、65。さらに大豆製品と組み合わせると100に近くなる)

・洋食・中華等とも相性が良く、多様な食品を摂ることができる=栄養バランスがよくなりやすい。

 

一見、完璧と思えるご飯ですが、漬物や塩蔵品等、味の濃い日本の伝統食や味の濃いおかずと組み合わせてしまうことが多くなることから、塩分が摂取オーバーになりがちという欠点も。

だしのうまみや、しょうがや、ねぎ等の薬味、香辛料(山椒や唐辛子等)の力を利用して、塩分を控えれば、ごはんの欠点を美味しくカバーすることができます。

冷たい麺料理も美味しいですが、暑さで体力が消耗しがちな夏こそ、ごはんを中心とした食事を楽しむことで、体力アップにもつながるといいですね。

 

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