100mの世界記録保持者ウサイン・ボルトが、2017ロンドン世界陸上でラストラン。

約10年も世界のトップに君臨してきた彼の圧倒的な走りは「9秒58」という世界記録が物語っています。

 

6/24のお天気健康ニュースの「陸上と風の関係風速が2倍になると風圧が4倍になるというお話をご紹介しました。また、追い風が2.0m以上で「追い風参考記録」となり、「公式記録」にはならないのですが、かつてオバデレ・トンプソンというシドニーオリンピックで銅メダルを獲得したトップレベルの選手が追い風5.0mという強い追い風の条件で走った時でも、記録は「9秒69」とボルトの世界記録には全く及ばない数字でした。

最近では、今年の6/10に陸上の日本学生個人選手で関西学院大学の多田修平選手が追い風4.5メートルで9秒94という追い風参考記録を出しました。

陸上競技と風の関係

ボルトの世界記録は2009年ベルリン世界陸上でマークした9秒58は追い風0.9mで出した紛れもない公式記録で、しばらくこの記録が破られることはないといわれています。

ウサイン・ボルトはまさに伝説のランナーです! 100m×4リレーが彼のラストラン、見逃せません!