今日(8/26)の道内は大気の状態が不安定になっています。地上付近は比較的乾いた空気で道東を中心にカラッと晴れているところが多いですが、北海道上空5500メートル付近には9月下旬並みの寒気が入って、上下方向の温度差が大きくなって、活発な積乱雲が発生しやすい状況になっています。

 

☔雨雲の状況と見通し

日本海側北部を中心に所々には活発な雷雲が発生しています。午後1時現在、上川留萌地方や支笏湖から恵庭方面や洞爺湖周辺などに活発な積乱雲が発生中。きょうは風向きが南西から西なので、南西や西から真っ黒い雲が近づくなど兆しがある場合は、急に激しい雷雨になる恐れもあります。外のレジャーを楽しんでいる方は十分にご注意下さい。

8月26日13時レーダー雷雲

⚡落雷に要注意!

雷は高い所に落ちる性質があります。今月19日に東京で急きょ開催注意になった花火大会では、河川敷の野球場のホームランのポールの近くにいた人が落雷によって数名被害にあいました

雨が降ってくると、つい木の下で雨宿りをしてしまうこともあるかもしれませんが、木の下は極めて危険です!木に落ちた雷が人に飛び移る「側撃雷」による事故も毎年のように起きています。

今日夕方までは空模様の変化にご注意下さい。

 

※画像は気象庁高解像度降水ナウキャストを引用