先週金曜日(6/8)に、お天気+プラス代表の森山気象予報士・健康気象アドバイザーが、『熱中症予防』をテーマに講演をしました。

労働における熱中症の発症は、暑さのピークとなる午後に集中

今回のご依頼は、HBCでもいつもお世話になっている株式会社三新様からで安全大会でお話をさせていただきまいた。

北海道はここ1週間ほど記録的な低温傾向が続きましたが、先週月曜日(6/4)には札幌で30.7℃、帯広34.0℃まで上がるなど厳しい暑さの日もありました。

講演では、気象条件や作業条件などを設定し、聴講者の皆さまが現場責任者となってどのような点に気を付けるかをシュミレーションしていただきました。休憩をいつもより多めにとる炎天下をさけて曇りの予想の時間に重労働を計画するなど、聴講者の皆さまから具体的な予防対策の意見が出ました。

 

労働や作業現場では、責任者の方が暑さなど気象条件をチェックし、暑い日は無理な作業計画をせず、こまめな水分補給や休憩をとれるようにすることが大切です。休憩の際の飲み物は、コーヒーなどカフェイン飲料だけでは利尿作用でかえって水分不足になることがあります。冷たい飲み物を涼しい場所で休憩しながら飲めるような環境づくりも大切です。

 


お天気+プラスでは、身近な天気や防災、熱中症や紫外線対策など健康に関する生活気象の話題など、研修会での講師をお引き受けいたします。

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