過去3年間、不漁が続くサンマ。

今朝は根室で大漁の水揚げがあったというニュースがありました。

好調な要因の一つには、北海道近海のサンマ漁場の親潮域の海水温の低下がありそうです。

きのうの海水温データを見てみると、釧路や根室の南東海上からオホーツク海にかけては、平年よりも2℃~3℃低い状態になっています。

2018/8/27の海面水温の平年差 気象庁WEBページより

8月に入ってから北海道は曇りや雨の日が多く、気温も低めに低下した影響で、海水温もここ10日間ほどで平年を下回る水準になりました。

去年や一昨年のデータと比べてみると、今年の低さは一目瞭然です。

去年8/27の海面水温の平年差

 

 

冷たい水を好む冷水魚であるサンマやサケの漁には、海水温の低下は追い風となりそうです。

今年こそ旬の味覚を手頃な値段でたくさん味わえるかもしれません!