台風21号は、西日本を中心に暴風や高波・高潮によって大きな被害をもたらしながら日本列島を縦断しています。

9/4の午後、12時頃に徳島県に上陸後、14時頃に神戸市付近に再上陸、そして、19時には石川県の輪島市の北約40㎞の日本海を時速65㎞とスピードを上げて北北東に進んでいます。

台風進路予想図 気象庁WEBページより

❚北海道でも今夜遅くから暴風レベルに

台風は北海道のすぐ西の日本海上を今夜遅くからあす明け方にかけて進むため、日本海側や太平洋側西部といった北海道の西半分でも夜間に暴風が吹き荒れそうです。

【予想されている最大風速は20m/s、最大瞬間風速は35m/s】

この風の強さはどんなキケンがあるかでしょうか?

平均風速が20m/s~25m/s瞬間最大風速は35~40m/sでは何かにつかまっていないと立っていられない暴風で、細い木が折れたり看板が落下したりする危険度が高くなります。車の運転が通常の速度では困難となり、ビニールハウスのフィルムが広範囲にはがれてしまいかねない風の強さです。また飛来物によって負傷する恐れもあるため、風がピークの時間帯は外出は控えた方が良さそうです。

 

きょうは関西国際空港では58.1m/s、和歌山市では57.4m/s、大阪市でも47.4m/sという猛烈な風が吹きましたが、このレベルでは屋外での行動自体が極めて危険になり、走行中のトラックが横転してしまうような極めて強い風です。

 

最大瞬間風速など風の強さについては、コチラの情報でご確認を!

最大瞬間風速って?

 

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