きょう(9/5)の北海道は早朝までをピークに暴風が吹き荒れ、倒木などの被害が相次ぎました。細い木の枝は至るところで折れたり、根こそぎ幹から折れている木もありました。北大構内では太い木の枝が折れたり、イチョウの木から銀杏が大量に落下していました。
倶知安町ではきょうの道内で最も激しい最大瞬間風速42.4mを観測し、電柱が倒壊するなどして、道央圏を中心に大規模停電も発生しました。札幌でも今年に入って一番強い33.4mの暴風が吹き荒れた影響で、倒木や屋根が剥がれ落ちるなどの被害が発生し、交通への影響としてはJR北海道は午前の電車を全便運休しました。
❚急激に気温上昇
台風が過ぎ去った後は、台風が持ち込んだ暖気とフェーン現象(南西風の山越えした熱せられた空気が道東オホーツク海側を中心に流れ込み)の影響で、一気に真夏のような暑さになりました。
きょうの道内最高気温は、
北見市常呂の31.9℃、紋別で31.2℃、帯広で30.9℃など道内の11地点で30℃以上の真夏日。
札幌中心部でも28.2℃まで上昇し、2週間ぶりの暑さとなりました。
この夏が戻ったような暑さは土曜日の日中にかけて続く見通しですが、
土日の雨を境に日曜日以降、来週前半は再び秋らしい気温に戻りそうです。
この先は気温の変化が大きくなります。体調管理にはお気を付けください!
9/7㈮の網走市民大学講座では、
今回のような極端すぎる気象現象へどう備えるか?、
天気を味方につけてより良い生活を送るためのお役立ち情報をご紹介します!
オホーツク方面の方、ぜひお気軽にご来場ください!