記録的なハイペースで雪どけが進んでいる2019年。
3月半ばを迎え、札幌も街中にはほとんど雪がなくなってきましたが、今回のお天気データランキングのコーナーでは、過去に根雪の終わりが早かった記録をランキングします!

 

❚札幌は3/13が最も早い記録

気象台の敷地内で観測している積雪は、芝生の上で庭の雪と同じような環境で明治時代から測定をしています。
札幌で過去最も早い雪どけをしたのは、今から30年前1989年で3月13日に積雪がなくなりました。
平年は4月3日ですから、30年前は3週間も早く雪がなくなったということになります。

 

 

❚道内各地の早い雪どけ記録は?

道内8か所の根雪終日の最早日

道内に8つある気象台や測候所で一番早い雪どけ記録は室蘭の2002年の1月10日です。
今年(2019年)は、太平洋側の各地ですでに積雪なしになっているところが多く、室蘭は2月27日、函館は3月3日、釧路は3月4日、帯広は3月6日に根雪の終日となる可能性が高くなっています。
稚内は今年は3月9日に根雪終日となり、1989年の記録を抜いて観測史上最も早い雪どけになる可能性が高いです。