きょう(7/16)で、トムラウシ山などで10人が低体温症などによって死亡した遭難事故から10年。

高い山を登る際は、気象情報をこまめに収集し、山の変わりやすい天気にも対応できる装備と準備が必要になります。

 

今月6日(土)、お天気プラス代表の森山気象予報士が、『集団登山 指導者研修会』にて、「安全登山のための 山の天気のみかた」と題して、講演をさせていただきました。

遭難のリスクが高くなる気象条件などを、聴講者の皆さまとクイズや映像などで確認しました。

『雨 のち 気温低下』

…これが遭難リスクを高くなるキーワード

 

特に雨で濡れた後に、急激な気温低下が起きる時は、低体温症のリスクが高まります、夏山登山では十分な防寒の備えが必要です。

研修会場となった国立大雪青少年交流の家では、この夏も子供向けの体験学習のイベントなどがあり、今年夏も森山予報士が講師として参加する予定です。

 

交流の家がある美瑛町白金温泉周辺はこの時期、白ひげの滝や青い池などとてもキレイな風景にたくさん出会えます。

白ひげの滝 2019/7/6撮影

青い池 2019/7/6撮影


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