北海道は6月後半に入って、記録的な日照不足となっています。

特に十勝地方やオホーツク海側では、6月下旬史上最も日ざしの少ないペースで推移しています。

6/28までの段階で6月下旬の日照時間が一番少ない広尾町ではわずか1時間しか日ざしが届いていません。

帯広でも2.1時間、紋別3.2時間、網走で6.0時間などと、このままだと6月下旬史上最も日照時間が少ない地点が続出しそうです。

札幌でも16.9時間と1日平均2時間程度しか晴れておらず、このままだと6月下旬史上2番目に少ないペースで推移しています。

 

6月下旬は、夏至の期間でもあり、本来は日ざしがたっぷり届く地域も多いにも関わらず、今年は上空の寒気の影響や湿った空気や低気圧の通り道になりやすい状態が続いたため、記録的な日照不足となってしまいました。

いつになったら晴れる?

この先、7月2日木曜日頃までは、全道的に曇りや雨のぐずついた天気が続きそうです。

7月3日頃になると、日本海側とオホーツク海側は晴れ間が広がる見込みですが、太平洋側については雲の広がりやすい天気はまだ1週間以上続く可能性があります。

6/15までの段階では、道内の農作物の生育状況は概ね平年並みとなっていますが、今後遅れが出てくる恐れがあります。

日ざしが少ないと気分が落ち込みがちだったり、寝つきが悪くなったりと健康にも影響が出ることがあります。今週は気温が徐々に高くなり、蒸し暑い日も多くなります。体調管理にもお気を付けください。