きょう(7/4)は熊本で記録的な集中豪雨となり、球磨川の氾濫や土砂災害などにより、被害が拡大しています。

湯前町横谷で24時間で489.5㎜の雨を観測するなど、観測史上1位の今までに経験のないような大雨になったところもありました。

この大雨の原因は、梅雨前線に向かって次々と発達した積乱雲が熊本県南部の同じようなところに流れ込んだ『線状降水帯』によるものでした。

 

7/4 4時30分の雨雲の様子 気象庁WEBサイトより

この線状降水帯による豪雨は、2年前の西日本豪雨でも死者230人以上の被害をもたらすなど、梅雨時期の日本に度々大災害をもたらしています。

このような大雨に備えるには、こまめな情報収集と情報の使い慣れ、そして自分の地域の災害リスクをよく知っておくことが大切です。

『危険度分布』を利用すると、自分の住む地域の「洪水」「土砂災害」「低い土地の浸水」の3つの危険レベルを1キロメッシュのきめ細かさで確認することができます。

 

「危険度分布」で情報収集を

 

川の防災情報のサイトを使用すると、自分の住む場所の近くを流れる河川の水位カメラ画像などを確認することができますので、川の増水時には外に出て川の様子を見に行くということなどは絶対にしないようにしましょう!

 

特別警報が出る前の備えが大切!