強い冬型の気圧配置が続いている今日(12/20)は、札幌で午後1時までの24時間に9㎝の雪が降り、積雪が13㎝まで増えて、しっかりと積雪状態になりました。

札幌で積雪が10㎝以上になる時期としては、1961年の統計開始以来史上2番目に遅い記録です。統計史上最も遅い札幌の積雪10㎝到達は1997年の12月22日でした。

一方、岩見沢では12月としては史上最も多い積雪129㎝に達しています。これは岩見沢が史上1位の豪雪となった2011年~2012年冬と並ぶ9年ぶりの記録です。

札幌と岩見沢は直線距離では40㎞弱しか離れていませんが、この冬は岩見沢周辺エリアに雪雲が入りやすい「西北西」の風が吹きやすい日が多くなっています。この先も年末に再び寒波がやってきますが、どのエリアで大雪になるかは風向きが大きく左右しそうです。