1/17で約6400人の命が犠牲になった阪神淡路大震災から26年、3月で東日本大震災からは10年になります。これらの大災害では、障害のある方や高齢者など「災害弱者」への支援のあり方の課題が浮き彫りになりました。

東日本大震災では、障害者の死亡率が住民全体の死亡率の2倍になりました。全住民の死亡率が人口1万人当たり約100人なのに対し、障害者は約200人ということで、障害のある方に迅速に避難してもらうことができず沢山の犠牲者で出てしまいました。

いざという時に、命を守るカギを握るのは、地域のつながりなど身近なところにあります。

HBCテレビ今日ドキッ!の備えて減災コーナーで放送された内容がHBC防災チャンネルにも公開されています。ぜひご覧ください!

 

 

阪神淡路大震災では、消防の救助などでは間に合わず、近隣住民の手で救助された方が全体の8割ご近所さんなど地域共助が大切になります。

特に障害のある方は「事前に二人以上の支援者を決めておく」ことが推奨されています。万が一、近所の支援者の一人が外出していても、もう一人の方が支援してくれることで命を守る可能性が高くなるのです。

日頃から地域のつながりやコミュニケーションも大切にしながら、災害への備えを進めましょう!