お散歩で桜を楽しめるスポットをシリーズで紹介しているコーナー「札幌さくら散歩」第19弾は、普段の通勤通学で何気なく歩く人も多い『札幌駅周辺エリア』に注目します。

最初にご紹介するのは表紙の写真の「ホテルモントレーエーデルホフ」前のエゾヤマザクラです。東側の創生川向きのホテル正面玄関前に数本のエゾヤマザクラがあり、毎年見事に花を咲かせます。数年前まではホテルの南側にもエゾヤマザクラが数本植えられていましたが、工事の関係で本数は減っています。


時計台横のチシマザクラ 2021/4/26撮影

続いては、札幌時計台横に植えられている白のチシマザクラです。時計台の淡い白壁の色と、チシマザクラの鮮やかな白色のコントラストが素敵で癒されます。


道庁前庭の池の周りにあるエゾヤマザクラ 2021/4/23撮影

北海道庁前には、ヤエザクラが中心に植栽されていますが、池の周りには比較的早く開花するエゾヤマザクラが数本あります。池のすぐ横にある桜の枝の張り具合が芸術的で奥に見える赤レンガ庁舎と合わさった風景はとてもキレイです。


偕楽園緑地 2021/4/23撮影

札幌駅から少し北東側にある「偕楽園緑地」には、エゾヤマザクラとキタコブシ、エゾムラサキツツジが一気に満開になります。こじんまりとした緑地ですが色とりどりの風景に出会えるスポットです。


北海道大学 2021/4/23撮影

北海道大学構内のクラーク会館前」のエゾヤマザクラは花の付きが見事です。構内で一番最初に満開を迎えるため、一足早くサクラの季節を実感できるスポットの一つです。青空の下、広大な敷地を持つ北大構内をお散歩するのもおススメです。


札幌第一合同庁舎前のソメイヨシノ 2021/4/26撮影

札幌駅周辺エリアのさくら散歩のゴールは「札幌第一合同庁舎前」のソメイヨシノです。ソメイヨシノはエゾヤマザクラよりも開花や満開は2・3日遅い傾向がありますので、札幌駅周辺エリアのエゾヤマザクラが満開~散り始める頃に見頃を迎えます。高いビルに負けない存在感のあるソメイヨシノは見ごたえ抜群です。

 

このように札幌駅周辺エリアは、少しお散歩すると、様々な桜に出会うことができます。毎朝の通勤通学のついでに、ランチのついでにちょっと遠回りでお散歩してみるのも気分転換になりますよ!