お散歩で桜を楽しめるスポットをシリーズで紹介しているコーナー「札幌さくら散歩」第21弾は、札幌市民の憩いの場所「大通り公園」周辺を街歩きしながら楽しむ『大通エリア』です。
大通エリアのさくら散歩は、1丁目のテレビ塔からスタート。テレビ塔のすぐ下に立派なソメイヨシノがあり、テレビ塔の赤とソメイヨシノの白のコントラストがとてもキレイです。
テレビ塔のすぐ東側には創成川の遊歩道があり、ここにはエゾヤマザクラが植えられています。創成川沿いを南北にお散歩もおススメです。
大通エリア、1丁目から2丁目ゾーンは道路脇にエゾヤマザクラの街路樹がたくさん植えられています。中心部の早咲きのスポットでもある札幌シャンテ前の桜もあります。
東京オリンピックのマラソン会場設営準備中の大通4丁目は今年通り抜けできませんが、西5丁目から7丁目は、花壇にはチューリップも咲き始め、大通公園らしさを実感しながら、さくら散歩を楽しめるエリアです。大通公園内の桜では、このエリアの開花は比較的早いのが特徴です。
大通公園内の日当たりの良い場所にあるライラックが早くも咲き始めています。ここ数年はサクラの満開からライラックの開花までがあっという間で重なるように花がバトンリレーしていきます。
大通公園12丁目まで歩いていくと、遠目では桜に見えるピンク色の花「サラサモクレン」があります。桜とサラサモクレンの花がほぼ同時期に満開を迎え、青空に良く映えます。
大通公園の西端にある資料館の一角には、エゾヤマザクラがたくさんあります。資料館の南西端にあるエゾヤマザクラは地下からの排熱の吹き出し口が近くにある影響で大通公園内では最も早く咲くエゾヤマザクラとしても有名です。
大通エリアのさくら散歩のゴールは、札幌市教育文化会館。敷地内の北東角には大きなエゾヤマザクラと大きなキタコブシの木があります。正面入り口の右手には毎年びっしりと花を咲かせるソメイヨシノがあります。レンガ調の外壁の建物を背景に桜のピンクや白が輝くように咲き誇ります。
東西約1.5キロの大通公園プラスαのスポットのさくら散歩すると、およそ2キロのお散歩にもなります。花や芝生の緑と札幌らしい心地よい空気にも癒さるスポットです。晴れて気持ちの良い日に紫外線対策をしっかりして歩いてみると、心と体の健康にも良さそうです。