ここ数年、7月上旬(7月1日~10日)の期間に、全国各地で大雨災害が多発しています。

今年は7月3日に熱海市で大規模な土石流が発生、去年(2020年)は熊本の球磨川流域を中心に大規模な洪水被害に見舞われました。また、3年前(2018年)には、死者・行方不明者が災害関連死を含めると300人を超えた西日本豪雨(平成30年7月豪雨)が起きています。この西日本豪雨は、スマートフォンなどで最新の防災気象情報を誰でもすぐに入手可能な現代なのにも関わらず、”平成最悪”の大雨災害となってしまいました。

7月上旬は梅雨の最盛期~梅雨末期に向かう期間で、暖かく湿った雨雲の元になる空気が入りやすい時期ではありますが、近年は温暖化や気候変動の影響もあり、この水蒸気量が増えて、大雨が激しさを増しています。さらに、梅雨前線の雨雲が同じような場所に停滞した場合に、線状降水帯が形成されて、集中豪雨となるケースも増えています。

 

危険な場所に住む人が増えている!?

雨の降り方が激しくなっていることに加えて、この数十年間に大雨災害リスクの高い場所に住む世帯が増加していることも、人的被害がここ数年多くなっていることに繋がっています。

「大雨災害リスクを踏まえ、住む場所も考える時代」に入っています。

詳しくは、HBC防災チャンネルコラムを記載しましたので、コチラをぜひチェックを!

https://www.hbc.co.jp/bosai/column/typhoon/009.html

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