動きが遅く長く居座った台風10号の影響で、2024年8月下旬はほぼ全国で雨の量が多くなり、特に九州から関東で記録的な雨量となりました。

8月31日までの10日間降水量をみると、一番多い宮崎県えびの高原では、924.5㎜と平年の同期間の5.3倍、大分県の佐伯市で623.0㎜と同期間の7.7倍でそのうち台風が接近した8/30朝までの72時間に観測史上最多の615.0㎜が集中して降りました。

 

今回は台風がまだ離れている段階から、関東や東海などでも度々大雨となり、静岡県の浜松市清水区では997.5㎜と平年同期間の12倍以上の雨が降りました。

台風10号は、今日9/1正午に熱帯低気圧に変わりましたが、9月のスタートの数日間も、東海地方を中心に所々で激しい雨の降るところがありそうです。