連日の真冬日、マイナス20度以下の冷え込み・・・2025年は凍えるような寒さでスタートしました。そんな時、食べたくなるのが、麺に熱々のスープがからみ、湯気までもがおいしく感じられるラーメン。塩分・脂質が多く、ビタミンや食物繊維が少ないので健康や美容の点から敬遠されがちですが、作り方によっては、そばやうどんなど、他の麺類よりもバランスアップしやすい1品でもあります。

市販の生ラーメンを使って、低脂肪、高たんぱく、高ミネラル!
「毎日食べていい ギルトフリーなラーメン」 3つのコツを紹介します。

1 添付のタレを冷蔵庫に入れ、固まった脂を取り除く。使用するタレの量は半分に。
➡液体スープ1食分の食塩相当量は5g~9g程度。使用量を半分にすることで2.5g~4.5g程度の減塩が可能。油脂も減らすことができ、カロリーダウン!
※厚生労働省では、高血圧、脳卒中、心臓病、腎臓病等の疾病予防の観点から、1日の食塩摂取量を現状よりもマイナス2gにするよう呼びかけています。

2 昆布とかつお節で、1人分あたり350㏄程度のだしをとる。(だしパックでもOK)
➡使用するタレを減らした分、味の物足りなさをだしのうま味でカバー(食塩が添加されていない液体の鶏がらスープでも可)

3 お好みの野菜を1人分150g程度炒めておく。ゆで卵やチャーシューなどのタンパク質も投入。
➡不足しがちなビタミン・食物繊維やタンパク質をチャージ!

写真は、筆者が作った「毎日食べていい ギルトフリーなラーメン」
冷蔵庫の余りもの(もやし、小松菜、ニラ)、ゆで卵、チャーシュー、メンマ(市販の味付けメンマではなく、塩漬けメンマを塩抜きしたもの)で作りました。
あっさりスープなので、野菜やチャーシュー、ゆで卵の美味しさが引き立ちます。寒い日が待ち遠しくなる??


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