今日(2/15)は、網走地方気象台で、流氷が陸地から初めて肉眼で視界内に見られた日である「流氷初日」を迎えました。
網走の流氷初日は平年より 24 日も遅く、1946 年の統計開始以来、史上最も遅い観測となりました。
▼気象台からの詳しい情報はこちら
https://www.jma-net.go.jp/abashiri/shosai/seaice_report/seaice_report2025-1.pdf
今年のオホーツクは1月を中心に記録的な暖冬となっていて、海氷自体が少ないことに加え、北風が継続しなかったため、網走方面に近づくのが非常に遅くなりました。
この先、来週は18日火曜日はしばらく北風が継続するため、流氷の南下が進んで、来週後半には網走から知床方面でも接岸する可能性が高くなっています。遅れていた流氷観光シーズンがいよいよ本格化しますが、来週は北風がやや強めで、オホーツク海側でも吹雪になる日がありますので、最新の気象情報はこまめにチェックするようにしましょう。

海氷密接度の予想 2月21日15時