札幌市では、昨年末に飲食店2件で相次いだことから、「ノロウイルス食中毒警報」(対象期間:1月9日まで)を発令しました。平成25年に制度が出来て以来初めての発令です。全国的にも大流行中で、患者数は前の年に比べておよそ2倍!

予防策については様々な情報が提供され、Googleで“ノロウイルス”と検索すると、約840万件ヒットするような高度な情報技術の時代に、なぜ流行は防げないのでしょうか?

お天気+プラスでは、きょう・あすの2回で「ノロウィルスの意外な落とし穴」をご紹介します。

 

【ノロウイルスの”落とし穴”】

①牡蠣を食べなければ感染しない!?

ノロウィルスは、特定の食材から検出されることは稀であり、大半はウイルスに感染した食品取扱者を介して食品が汚染されたことが原因となっています。

牡蠣などの2枚貝が特段ハイリスクというわけではなく、生、あるいは不十分な加熱調理によりリスクが高まります。

食品を取り扱う機会が多い方はぜひコチラの動画をご覧ください。

②食材の加熱をすれば問題ない!?

「どの程度の加熱か」という点が重要です。

食中毒予防の点からいうと、中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱が必要です。

見た目としては、中心部の色が白っぽく十分に変化したら、大丈夫のサインです。

あすのお天気健康ニュースでは、手洗いや消毒の”落とし穴”をお届けします!

(1/8 20:40更新)