11/12㈰ 新得町にて、北海道防災教育アドバイザーも務めるお天気+プラス代表 森山気象予報士が、大雨ワークショップの講師を担当させていただきました。
新得町は去年8月末に記録的な大雨によって、1名の方が亡くなるなど大きな被害が発生し、長期間に渡る断水にもなりました。
講演ではまず、大雨の教訓や気象情報の上手な活用術を映像やクイズを交えて解説。
その後、今回のメインである大雨の模擬体験をするシュミレーション型グループワークである大雨ワークショップを実施しました。
この大雨ワークショップは、経験のない大雨が町を襲ってくるのに対し、いつ?どのタイミングで?どのように行動するか?をグループで考えるものです。
自分の、そして家族の命を守るためにどのような避難行動などを選択したかを、最後にグループの発表係の方にプレゼンテーションしていただきました。
今回は約30名の参加者が5班に分かれて、積極的に議論が進み、自分のこととして、まさかを想定していただきました。
活発な議論や発表もあり、少々時間がオーバーするほどでした。非常に防災意識が高く、小さな水路の存在も見極めるなど地図を深く読み取っていただいた参加者が多かったのがとても印象的でした。
今回の大雨ワークショップや気象災害への備えに関する講習会が、地域の防災力向上に繋がり、大雨災害の教訓が次の世代へと語り継がれる一助になったのではと実感しました。
新得町の皆さん、参加された皆さん、どうもありがとうございました。
お天気+プラス代表 森山気象予報士は、大雨ワークショップの講師や気象災害やお天気活用術などの講演など、全道各地のご依頼に対応いたします。お気軽にお問合せ下さい。