9/1㊏北見市で地域防災に関する講習会と題して、お天気+プラスの森山気象予報士が講演をしました。会場には定員を上回る130名以上の方にお集まりいただきました。
講演では、2年前の大雨による常呂川の氾濫した事例からの教訓を皆さんと一緒に振り返るなど地域の災害リスクについてお話をさせていただきました。
また、9月1日は防災の日ということもあり、地震訓練も実施しました。
講演の最中に突然、緊急地震速報の訓練のアラームを流し、数秒後に大地震が来るとわかった時に、どう行動するかを皆さんに頭の中でシュミレーションしてもらいました。
9月6日に地震が起きてしまったため、良い訓練になりましたが、緊急地震速報は内陸型の直下型地震では、大きな揺れが来るのと同時にアラームがなり、間に合わないことがあるということも今回の地震を機に覚えておかなくてはなりません。
ただ、緊急地震速報の時は、携帯やスマホからどのような音がなるかなどを知っておくだけで初動が早くなります。音でとっさに身構えるスピードアップに繋げることも防災の一歩です。
また、このように緊急地震速報の地震訓練の経験をすると、実際に見聞きした際に行動ができる方が増えるという調査結果もあります。
わずか数秒の間にできることは限られますが、部屋の中にいた場合は、安全スペースに速やかに移動して、「身を低くして、頭を守り、揺れが収まるまで動かない」という基本動作を実施するだけで、ケガをするリスクを軽減できます。
お天気+プラスでは、防災士で北海道防災教育アドバイザーでもある森山気象予報士が「お天気+地震を含めた自然災害への備えに関する」講演にも対応いたします。
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☆9/7に開催予定でした「網走市民大学講座」は11/1に延期になる見通しです。
詳しくはまたお天気+プラスのWEBページでもお知らせいたします。