2019年5月26日、北海道はこれまでの最高気温の記録を大幅に塗り替えました。
佐呂間町で観測した39.5℃が通年の北海道の史上最高気温となりました。
これまでの北海道の史上最高気温は帯広(1924年)と音更(2014年)の37.8℃でした。
今回更新したランキングの2位は、十勝の帯広・池田・足寄の38.8℃、
5位にはオホーツクの湧別町の38.5℃、7位に北見と芽室で38.1℃など新しいTOP10はオホーツク海側と十勝地方の地点で38℃以上の記録で独占しています。
5/26は札幌でも32.0℃まで上がり、5月の史上最高気温を更新しました。
🌡39.5℃は日本の5月の歴代最高気温
佐呂間町で記録した39.5℃は、日本全国の5月の歴代最高気温となりました。これまでの5月の日本記録は埼玉県秩父市の37.3℃でした。
通年の全国史上最高気温は、2018年7月に埼玉県熊谷市で記録した41.1℃です。
2019年5月26日にこれほど気温が上がって理由は主に3つ
①北海道上空に5月史上1位の暖気が入った
→5/25の21時の観測で札幌上空1500メートル付近には22.3℃という5月の史上最も暑い空気が流れこんだ
②南から張り出す高気圧に覆われ、朝から晴れた
③フェーン現象で山越えの熱風となる東部でさらに気温上昇
5月26日は、道内の44地点で35℃以上の猛暑日に、36地点でその地点の史上最高気温を更新するなど歴史を塗り替える一日となりました。