北海道で一番早いとみられるサクラの開花を確認しました。場所は札幌市西区の地下鉄宮の沢駅6番出口の遊歩道付近のエゾヤマザクラで、1輪だけ咲いているのを4/5朝発見。

ここの桜の木は、ビルの空調の排熱とビルの壁の輻射熱の影響で、毎年どこよりも早く咲くことで、地元の方にもおなじみですが、今年は過去最も早く花が開らいたものとみられます。

 

ビルの壁沿いの1輪のみ開花

この早咲きのサクラは2018年は4月13日、2019年は4月14日に開花を確認しています。

毎年このサクラが咲いた10日~15日後には札幌市内の他のサクラも開花を迎えます。

この先10日間ほどは、気温が低めの日も多くなるため、今年はおよそ15日後の4月20日頃から他のサクラも開花していって、大型連休の前半には見頃を迎える可能性があります。

札幌管区気象台の標本木の過去最も早い開花の記録は4月21日ですが、今年はその記録に近い早い開花となる可能性が高いでしょう。