ここ数日秋晴れが続いていた北海道では、雪虫を多く見かける時期になりました。

雪虫は、白い綿のようなものが付いていて、正式名称は「トドノネオオワタムシ」といいますが、

白いものが付いていない雪虫そっくりの虫も同じ時期に多く飛ぶので、雪虫だと勘違いしている方も多いのではないでしょうか?

その雪虫のそっくりさんは、「ケヤキフシアブラムシ」という虫で、雪虫と同様にアブラムシの仲間です。

大量発生した10月20日の様子はこちらの動画で確認できます。

 

このケヤキフシアブラムシの特徴は、雪虫と比べると次の4つの特徴があります。
①綿がない、②やや小ぶり、③個体数が多い、④ササの根からケヤキの木に引っ越す際に見かける
ケヤキの木は街路樹などにも結構あるので、遭遇するケースも多いのです。
一方でトドノネオオワタムシ=雪虫は、トドマツからヤチダモに引っ越す時にフワフワと飛んでいて、我々は遭遇しています。

つまり、どちらの虫もお引越しの最中に飛んでいるんです。

雪虫と同じく、秋の穏やかに晴れた割と暖かい日に多く出てくるので、自転車などで移動する方などは、家に入る前に服や髪の毛を払ってから入った方が良いですよ!