お散歩で桜を楽しめるスポットをシリーズで紹介しているコーナー「札幌さくら散歩」第26弾は、札幌市内でも最も遅れて見頃を迎える場所の一つ『西野緑道』です。
西野緑道の琴似発寒川からの入り口には、白いカスミザクラがあり、撮影日の2021/5/12で満開でした。
入口からしばらくはシラカバ花粉の並木道があります。花粉症の方は要注意ですが、これを越えると、八重桜を中心とした桜ゾーンに入ります。
西野緑道は、八重桜の並木に加えて、様々な種類の桜が楽しめます。
特に珍しいのが黄緑色の桜の花を咲かせる「御衣黄(ギョイコウ)」です。
2021年は5/12の段階で、4分咲きで八重桜よりも少し遅れて見頃を迎える遅咲きの品種です。
御衣黄以外の珍しい品種は、アマノガワ、クシロヤエ、ウコン、カンザンなどがあり、5月中頃に見頃を迎えます。
西野緑道のゴールには、ソメイヨシノの短い並木道がありますが、2021年は5/12の段階ではすでに大半が散って、桜の絨毯となっていました。