記録的な猛暑が続いている北海道は、今年の7月が1946年の統計開始以来史上最も高温と少雨だったことがわかりました。

北海道主要22地点の7月の平均気温は平年より2.8℃も高く降水量は平年のわずか23%でした。

75年にも及ぶ統計がある中で、史上最も暑く、雨が少ない7月ということになりました。

7月31日までの30日間の降水量平年比

まだ続く記録的猛暑

中々暑さの出口はまだ見えません。この先も少なくとも10日以上は、札幌などで30℃以上の真夏日は続く可能性が高く、引き続き、北海道は熱中症対策や夏バテ対策を継続する必要があります。

雨不足は徐々に解消か?

雨については、8月のスタートとなったきょう(8/1)に十勝地方でまとまった雨になりました。農家の方にとっては恵みの雨ですが、すぐに道内全域の干ばつ傾向がおさまることはなさそうです。ただ、オリンピック終了後は、北海道は湿った空気の通り道になりやすく、雨雲の通過により今までのようなカラッカラッの状態からは脱出できる可能性が出てきています。