初日の出にきれいなご来光が見られると幸運が舞い込みそうな気分になります。
過去の気象データから、元旦の晴天率を見てみると、北海道内では釧路・根室・十勝などの太平洋側東部が高確率で晴れるのに対し、札幌など日本海側の地域では雪雲がかかりやすい影響で晴天率は低めという傾向があります。太平洋側で晴れるというのは全国的な傾向で、東京では2020年までの過去20年で朝6時に曇りだったのは3回のみで、他は晴れか快晴です。
ただ、日本海側に筋状の雪雲が流れ込むときは、雪雲と雪雲の間には隙間があるため、雲の切れ間から初日の出が見られるケースも多いです。早起きできそうな方は、朝7時前後に南東の空に注目しましょう。
詳しくは、農家の友令和5年1月号の「天気で元気!天気を味方につけてより良い生活」のコラムの記事をご覧ください。
森山気象予報士のコラムは、今号から連載6年目に突入しました。これからも農業に関わる皆さまに役立つ情報をお届けしていきます。
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