昨日(2/16)から気温が急激に上がっている道内。きょう午前2時30分に十勝の大樹町で今年道内で初めて10℃を超える10.1℃まで上昇しました。なぜ、そんな時間に道内最高気温が出現したかというと、昨夜から今日(2/17)の未明をピークに北海道上空1500m付近に4月中旬並みの暖気が流入したためです。札幌でも午前1時過ぎに今年一番の8.3℃まで上がりました。札幌はきょうで10日連続で最高気温がプラスになっていて、今年の2月は高温少雪傾向が続いています。
ただ、気温が高いのも、きょうの午前までとなりそうです。午前中に北海道を寒冷前線が通過し☂や湿った⛄を降らせた後、夜までには冷たい真冬の空気に入れ替わります。このため、今夜は各地で氷点下となり、今朝までに大きな水たまりができたグチャグチャ路面やザクザクに融けた住宅地の道路などは、今夜以降はツルツル・ガタガタの状態で凍結してしまいそうです!
土日はさらに寒く、札幌でも一日を通してマイナス5度前後で経過する厳しい寒さがやってきますし、留萌地方など日本海側の海沿いの地域では、今夜~あす(2/18)朝には風も強まり、猛吹雪のおそれがあります。詳しくは気象台が発表している北海道地方気象情報をご確認ください。
寒冷前線通過の際は体調を崩すリスクも高まります。天気だけでなく、急激に気温や気圧、湿度などが変化するため、風邪を引きやすくなったり、片頭痛がおきやすくなったりします。特にいつもの気温の変化と違う急激な気温の低下は、脳卒中などの引き金になることもあり、要注意です!きょうは朝は寒くなくても、夜の帰りに備えて暖かい服装の準備をした方がよさそうです。