きょう(2/21)の道内は、北風が強く、厳しい寒さの一日になりました。きょうの道内最高気温は函館と松前の-0.8℃でこのままいくと、全道173地点で真冬日になりそうです。札幌のきょうの最高気温は-2.6℃できょうで4日連続真冬日です。

一方で、ファイターズのキャンプ地の沖縄県名護市のきょうの最高気温は20.3℃。野球をするにもちょうど良い気温で、沖縄ではこの時期に20℃位まで上がるのはほぼ平年並みの水準です。

さて、札幌で平年の最高気温が20℃位まで上がるのは、いつ頃かというと『6月上旬』です。札幌のよさこいソーラン祭りの頃の暖かさが今の沖縄の暖かさなんです。

そんな札幌でも沖縄に負けていない記録があります!

それは、史上最高気温です。

名護の観測史上最高気温 35.1℃(2009/8/3)

那覇の観測史上最高気温 35.6℃(2001/8/9)

札幌の観測史上最高気温 36.2℃(1994/8/7)

実は沖縄は周りを海に囲まれているため、30度以上の真夏日はたくさんあっても、35度以上の猛暑日になることは珍しく、名護市では過去に3日しか猛暑日を記録したことがありません。それに対しては、札幌は周りに山があり、フェーン現象など地形の効果で、暖められた内陸を吹き渡る熱風が吹くことで極端な高温が出現することがあるのです。

厳しい寒さになった札幌も、あす(2/22)は5日ぶりにプラスの気温になって、風も弱く、穏やかな一日になりそうです。