今日(2/24)の午後、気象庁から「春の3か月予報」と「夏の暖候期予報」が発表になりました。気になる北海道の今年の「春と夏の見通し」は、表の通り。

春〜夏の見通し

春(3-5月)の気温は『平年並みか高い』、降水量(雨の降る量)は『ほぼ平年並み』

夏(6-8月)の気温は『高い』、降水量は『ほぼ平年並み』

 

この予報の通りになると、春は平年より早めに雪解けが進み、今年の夏は暑い夏になる可能性が高いということになります。

夏に暑くなる予想の根拠は、夏の太平洋高気圧の勢力が平年よりも北へ張り出しが強いという予想のため。
猛暑レベルの暑すぎる夏になるかはまだわかりませんが、地球温暖化の影響もあって、地球の大気全体の気温が高いことから、平年に比べると暑くなる可能性は高いといえそうです。

 

暑い夏になるということは、景気が良くなることも多いですが、熱中症などのリスクが高い夏といえそうです。熱中症対策は今から出来ることがあります。
それは上手に汗をかける体づくりをすることです!暑い日はこまめな水分補給はもちろんですが、上手に汗をかいて、その蒸発により体温を下げることができるからだは熱中症にかかりにくいのです。規則正しい生活と適度な運動を心掛けると良さそうです!

また、去年の夏は記録的な大雨により北海道の平均降水量も歴代1位の多雨となりましたが、今年の夏の降水量は平年並みという見通しです。去年は太平洋高気圧の本州付近への張り出しが弱く、北海道付近が台風や湿った空気の通り道になりましたが、今年は夏の太平洋高気圧やチベット高気圧の勢力が強いという見通しですから、この予想が当たれば、雨が多くなる可能性は低いといえそうです。ただ、暑い夏は空気中に含むことが出来る水蒸気量が増えますので、激しい雨の頻度は多くなるかもしれません。
いずれにしても、災害が少なく、景気の良い夏になることを祈りましょう!

 

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