きょう(3/2)は、中標津町など道東・オホーツク海側を中心に9名が命を落とした暴風雪から丸4年

4年前の北海道は猛吹雪によって、立ち往生した車🚙の一酸化炭素中毒の事故や凍死などが相次ぎました。

その原因は、急速に発達する低気圧、いわゆる『爆弾低気圧』によるものでした。

実は、この爆弾低気圧が1年でいつ一番多いかというと、それは「3月」です。

 

爆弾低気圧いつ多い

月別の発生数のデータを見ると、3月が一番多いのですが、これは冬の空気と春の空気がぶつかり合うことで、低気圧が発達するケースが多いためです。暖気と寒気がぶつかり合う時期、晩秋や春先に多いというのが爆弾低気圧の特徴です。

あす(3/3)からあさって(3/4)は低気圧が道東沖からオホーツク海に発達しながら進むため、北海道は風が強まる予想です。今回は、爆弾低気圧と呼ばれるほどの発達はしませんが、それでも油断は禁物です。

羅臼町など道東のごく一部には暴風雪警報が発表になるレベルの非常に強い風があす(3/3)に予想されている地域もあります。札幌など日本海側の地域でもあすはふぶく時間がありそうですし、今日までの春先取りの気温からは一転して、あすは冬の寒さに逆戻りとなります。吹雪による視界不良やグチャグチャからツルツルへの路面状況の変化、そして気温の急降下による体調管理にもお気を付けください!