きょう(6/20)も広く初夏の陽気となった道内ですが、あすはもう一段階気温が上がる予想です。

あす(6/21㊌)は5/20以来およそ一か月ぶりに道内で30℃以上の真夏日のところが出てきそうです。

あすは道内で最も高くなりそうなのは「上川地方」です。

旭川や富良野の周辺などで30℃前後まで上がって、真夏のような暑さになりそうです。札幌周辺でも27℃~28℃くらいまで上がり、今年に入って一番の暑さになる可能性があります。

 

久しぶりの暑さに体は慣れてない!

30℃前後の暑さは、久しぶりということもあり、あすは熱中症などにならないよう体調管理に気を付けましょう!

熱中症予防の基本をおさらいします。

1⃣こまめに水分補給

→強い喉の渇きを感じた時には、体の水分の2%程度が失われている場合が多いです。高齢者は体の水分量が少ない上に、喉の渇きを感じにくくなっていることから知らず知らずに水分不足になりがち。喉が渇く前からこまめにが基本です!

こまめに水分補給

 

2⃣部屋も服装も風通し良く

→北海道では、高齢者が室内で熱中症になるケースが救急搬送者数の大多数を占めています。北海道の住宅は、気密性が高く、窓を開けて風通しを良くしないと熱がこもりやすいというのが特徴です。部屋の窓は、2か所以上できれば対角線上に風が吹き抜けるようにするのがおススメです。

また、暑い日は涼しい服装を選ぶことも大切で、服の風通しにも気を配りましょう。襟・袖・裾は服にとっては窓と同じです。ここが風の通り道になることで涼しく快適に過ごせます。シャツを着た時は、第1ボタンまで全て閉めていると風通しが悪くなります、暑い日は少しワイルドに着崩すくらいがちょうど良いかもしれません。

窓開け

 

3⃣炎天下では木陰で休憩を

→炎天下で作業や運動をする場合は、水分補給とともに木陰でこまめに休憩をとりましょう!ギラギラの日差しを避けることで、熱中症予防と紫外線対策にもなります。

木陰で休憩

 

4⃣睡眠・栄養をしっかり

体調不調の時や寝不足の時、二日酔いの時などは熱中症リスクが高まります。まずは、暑さに備えて、体調を整えておくのが最も重要です。

しっかり栄養

 


帰りが夜になる方は傘の準備を!

あすは夏至で昼の長さが一年で一番長くなります。

札幌の6/21の日の出は3時55分、日の入りは19時18分で、夜も晴れていれば、20時前まで薄明るさが残るのですが、明日の夜は雲が厚くなり、道南方面から☂になりそうです。札幌など道央でも、あすの夜遅くには傘が必要となりそうです。鞄に折り畳みの傘があるとあすは安心です!