札幌の今朝(7/11)の最低気温は23.8℃。これは、1877年(明治10年)に札幌で気温を測り始めて以来、7月20日よりも前の最低気温としては最も高い気温でした。

一年の中で暑さのピークとなる7月下旬~8月上旬には24℃台~25℃台の日がわずか数日記録はありますが、7月の前半にこれだけ気温が下がらなかったのは史上初めてのことです。

また、昨日(7/10)も札幌は23.6℃までしか下がらず、2日連続で最低気温が23℃台という記録的な寝苦しさとなりました。最高気温は昨日まで4日連続で30℃以上の真夏日となり、7月上旬としては1892年(明治25年)以来125年ぶりのことでした。ちなみに125年前は、あの「きんさん・ぎんさん」が生まれた年で、いま生きている人は誰も経験がしたことがない7月の前半の暑さということになっています。

 

暑さが続いているとこで体力が落ちている方も多いと思います。また、一昨日(7/9㊐)の夜からは湿った空気で蒸し暑くなっていますので、熱中症や食中毒の危険度はより一層増している状況です。こまめに水分や休憩をとって無理をせず、暑さを乗り切りましょう!