7月3日夕方時点で鹿児島を中心に九州南部では記録的な大雨により、災害発生の危険度が極めて高くなっています。

大雨から身を守るためには、どのエリアが危険な状況になっているかを雨雲レーダーなどで確認することはもちろんですが、『危険度分布』を活用しましょう

3種類の危険度分布

危険度分布は、「洪水」「低地の浸水」「土砂災害」の3種類あり、気象庁WEBページでいつでも簡単にチェックできます。

それぞれ5分おきの更新で1㎞四方の細かさ(※)で5段階の危険度を把握することができます。

※北海道のみ当面の間、土砂災害の危険度分布のみ5キロ四方の解像度です。

 

 

5段階の色分けの意味は?

「洪水」「浸水」「土砂災害」の危険度はどれも、5段階の色分けで表現されます。色が持つ意味は、黄色は「注意レベル」で、危険度が高い赤以上は赤が「警戒レベル」薄い紫が「非常に危険」で重大な災害となる可能性が高く、避難の必要がある状態となります。さらに一番危険な濃い紫は「極めて危険」で重大な災害がすでに発生している可能性が高いレベルです。このため、濃い紫に自分の場所がなる前までに、避難行動をとる必要があります。

危険度の色の意味

日頃から情報の使い慣れを

日頃から積極的に情報収集をし、危険度分布も使い慣れておくことが大切です。また、ハザードマップなどで危険箇所を事前に把握しておくことで、いざという時にリスクを事前に回避する行動を起こすことが出来るのです。

その場所・土地のリスクは、重ねるハザードマップのWEBページで事前に確認しておきましょう。

日頃から出来ることは