お盆休みの日本列島を縦断する危険な台風10号、今後の警戒ポイントは!?

🌀西日本は8/15厳重警戒

台風10号 24時間先までの詳細進路予想

あす(8/15)日中に四国の高知から愛媛付近に上陸したのち、中国地方を北上し、あす夜遅くには山陰沖へ抜けていく予想です。

四国の太平洋側に開けた南東斜面などでは多い所で一日で1000ミリを超える記録的な大雨の恐れがあります。

また、暴風高波に加えて、あすは大潮で西日本の沿岸部は高潮にも厳重警戒です。

 

🌀北海道への影響は!?

17日にかけての進路予想

台風はその後、あさって(8/16)の午後~土曜日(8/17)の午前にかけては、温帯低気圧に変わりながら、日本海を北上し、北海道へと接近する予想です。

このため、北海道は8/16㊎の夜~8/17㊏の朝をピークに雨・風ともに強まり、大荒れの天気となりそうです。

北海道でも太平洋側の南東に開けた斜面沿いを中心に広い範囲で大雨になりそうです。

特に登別や白老周辺、えりも町目黒から広尾町周辺などは、降り始めから300ミリを超えるような大雨になる恐れがあります。札幌周辺でも、滝野や常盤など南西部の支笏湖に近いエリアを中心に200ミリ前後の大雨になる可能性があります。川の近く、急な斜面の近くにお住まいの方は十分にお気を付けください。

北海道は今年に入ってから一番の大雨を伴った嵐となる恐れがあり、交通機関にも大きな乱れが発生しそうです。

お盆休みでお出かけや帰省先から移動する方などは最新の気象情報と交通情報をこまめにチェックし、時間と心にゆとりをもった行動計画を!

🌀早めの備えを

台風が接近する前に早めに備えておくことが大切です。

①暴風対策:風に飛ばされやすいものを片付け・固定

②停電対策:暴風が吹き荒れることで、停電の恐れがあります。ランタンや携帯ラジオなどの準備を

③大雨対策:自分の身の回り・旅先の地形などをハザードマップで確認し、危険箇所を事前にチェック