この冬大流行の兆しがあるノロウィルス。昨日(8日)のお天気健康ニュースでは、2つの予防の落とし穴をご紹介しました。
今日(9日)は残りの2つのポイントです。
【ノロウィルスの”落とし穴”】
③手洗いをしていれば予防できる!?
「正しい手洗い」であれば予防に有効ですが、ほとんどの人は水で5秒ぐらい流す、ぐらいが現状ではないでしょうか?
(消費者庁の調査によると、約75%の人が手洗いにかける時間は15秒未満と答えています。)
☆厚生労働省が推奨する「正しい手洗い」については、コチラの動画を参考↓
ある調査によると、ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返すと、ウイルスの残存は、約数個(約0.0001%)にまでなることが報告されていますので、どこにウィルスが残りやすいかを把握して、出来るだけしっかり洗うというのが、食中毒予防の一番の近道といえそうです!
④アルコール消毒が有効!?
ノロウイルスには、アルコールが効きません。
包丁やまな板などの調理器具や衣服等は、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤等)での殺菌が必要です。
また、衣服が汚れた場合は、アイロンも有効ですよ!
いかがですか。4つのポイントでノロウイルスを正しく理解し、予防することで冬の味覚やスポーツを満喫できるといいですね。
(1/9 14:00更新)