昨日(1/19)は、胆振地方や渡島地方など太平洋側の西部を中心に湿った雪が強く降りました。
苫小牧・登別・室蘭、道南の八雲町などでは半日足らずで30センチくらいの⛄が一気に降り、千歳の隣町の安平町では36センチと1月の日降雪量記録を更新しました。
この影響で新千歳空港でも、13センチの湿った雪が降り、吹雪になった朝の便を中心に欠航、さらに午後は滑走路で止まれなかった旅客機の影響でさらに運航に乱れが発生しました。
きょうのお天気+プラスでは、この強い湿った雪が降った前日の雲画像に注目!
前日の1/18㈬の午後3時の気象衛星ひまわり8号がとらえた画像です。日本海に『コンマ型の雲』があるのがわかります。実はこのコンマ型の雲は、強い⛄(夏なら☂)を降らせるパワーを持っている侮れない雲なんです!通常、天気は西から東に変わりますので、北海道の東の日本海にこのような『コンマ型の雲』をもし見つけたら、半日から1日後には強い⛄や大雪になるかもしれない!と事前にシグナルをキャッチすることができるんです。
次の大雪の兆しが早くも近づいています。
1/22日曜日は、日本海から北海道に低気圧が発達しながら、北海道に接近・通過するため、札幌や千歳も含めた道央圏で午後から大雪や吹雪になる可能性もあります。1/19に現れた『コンマ型の雲』よりもさらに大きなものが、あす1/21土曜日の夕方には出現している可能性があります。もし、見つかったら、それは日曜日に大雪になるサインかもしれません。(1/20 20:45更新)
※天気図は気象庁WEBページより ひまわり画像はNICTのWEBページより