おだやかな天気のきょう(1/29)の道内。

雪のシーズンもそろそろ後半戦に入っています。12月にドカ雪に2度も見舞われた札幌ですが、1月は平年より降雪量は少なめ。そんなこの冬のの履歴を雪の断面からも見てとれました。

写真のように、雪の断面を削ってみてみると、何層かに分かれて締め固められているのがよくわかります。一番上の層は、1月下旬を中心に比較的最近降り積もった層真ん中の高さが一番ある層は、12月22日~23日にかけて合計で61センチのドカ雪とその前後で降り積もった雪の層。そして、下の方にある層が、12月10日一日で41センチも降った日とその前後で一気に記録的な積雪になった時の古く締め固められた層と推定できました。断面でこの冬の⛄のおさらいが出来てしまうのです。

この各層の⛄は、密度や重さが異なります。一番上の層は、比較的最近積もった新しい層なので軽い雪ですが、一番下の方の雪は、締固められた密度の大きい重たいしまり雪です。ですから、これだけ積もった雪を除雪用ダンプで一気に運ぼうとすると、非常に重いので、腰を痛めたりしないように注意が必要になります!

札幌の根雪が終わる日は平年4月3日。積雪シーズンも残り2か月、体に無理せず乗り切りましょう!