きょうから2月。⛄のシーズンもいよいよ後半戦です。

さて、きょうは札幌管区気象台から『北海道の日本海側の1月の降雪量が歴代最少』だったという発表がありました。今年の1月は、1946年の統計開始以来、1か月合計の降雪量の日本海側の地点平均が平年比で49%と最も少なかったのです。雪が日本海側でかなり少なかった原因は、冬型の気圧配置が長続きしなかったためです。

札幌も12月は2度のドカ雪で12月としては50年ぶりに積雪が90センチを超えましたが、1月に入ってからは、平年に比べて雪が少なく、11月からの累計の降雪量も平年比で101%とトータルでも平年並みの水準になりました。※いつもの年(平年)のひと冬にどれくらい雪が降るかは、お天気データランキングでご確認ください。

いつも雪が多い岩見沢では、今年は札幌以上に雪が少なくなっています。今年の1月の岩見沢の月合計降雪量はわずか85センチで、1月に岩見沢で100センチ以上雪が降らなかったのは、記録的暖冬だった1991年以来26年ぶりです。

このように雪が降るときはたっぷり降って、降らないときはあまり降らないという両極端な天候は、ここ数年増えていますが、この冬はその典型的なパターンになりそうです。

2月のスタートの今日は、低気圧が通過した影響で午後は道央圏でも雪が強まり、新千歳空港でも午後2時から午後5時までの3時間に7センチの⛄が集中的に降って、16時台から18時台にかけて2本の滑走路が除雪作業のため、閉鎖になり夕方の便に欠航が相次ぎました。

あす(2/2)は、冬型の気圧配置が強まって、日本海側は午前を中心に広い範囲で雪や吹雪の予想。明日の朝は道央圏も含めて、交通に影響が出るといつも以上に時間がかかる可能性があります。さらにあすはこの冬の中でも5本の指に入る日中の厳しい寒さがやってきます(札幌の予想最高気温は-6度)。あすのお出かけは万全の防寒と早めの準備がオススメです!