今日(4/5)の道内は、ポカポカの陽気になりました。最高気温は札幌15.4℃、旭川15.7℃、小樽16.0℃など今年初めて15℃を超えた地点が多く、札幌では5月上旬並みのお花見の頃の陽気となりました。日中は上着なしで外を歩けるような暖かさだった今日の道内の最高気温ランキングは以下の通りです!
1⃣帯広市 19.3℃
2⃣津別町 18.3℃
3⃣足寄町 18.1℃
3⃣幕別町 18.1℃
3⃣本別町 18.1℃
6⃣北見市 17.9℃
7⃣芽室町 17.7℃
8⃣池田町 17.6℃
8⃣女満別空港 17.6℃
🔟佐呂間町 17.5℃
このように、上位はすべて十勝地方とオホーツク海側の地域で占めました。その理由は、『フェーン現象(詳しくはおしえてプラスのコーナーで)』です。暖かい南西の風が日高山脈や大雪山系・北見山地などを吹き降りる時にさらに暖められて、十勝地方やオホーツク海側では18℃前後まで気温を上昇させたのです。これらの地域では6月~7月並みの気温で、春を通り越して初夏の陽気となりました。
一方で、もう一つの注目は今朝の最低気温です。帯広の今朝の最低気温は-1.9℃で氷点下の朝でした。日中の最高気温との日較差は20℃以上と一日の中での気温差が非常に大きい一日でした。また、北見や津別の5日前(4/1)の最高気温は4℃台とここ数日の中での寒暖差も非常に大きくなりました。今月のお天気プラスでも特集していますが、4月は一年の中でも最も寒暖差の大きい時期です。一日の中でも服装の調整を上手にして、体調管理には気を付けたいですね。
あす(4/6)も、道東の内陸を中心に気温が上がり、十勝地方やオホーツク海側では20℃前後まで上がる予想となっています。フェーン現象であすの道東方面は、今日以上に気温が上がり空気も乾燥します。火の取り扱いはもちろん、喉やお肌の乾燥からのケアも忘れずに!
日本海側や道南は明日日中も気温は高めですが、夕方以降は☂のところも多くなります。「高温+雨」で雪解けが急激に進むため、融雪災害に要注意となります。気象台からも情報が出ていますが、山や斜面の近くでは「なだれ」や「土砂災害」に、川の近くでは「増水」に十分ご注意下さい!